【さようなら、ニューヨークシティー】
こんにちはMIYOです。
約3週間滞在したニューヨークと、明日でお別れとなりました。
思えば交差点での地面ダイブから始まり、数々の観光地を巡り、時に人と出会い、別れ、あっという間の3週間でした。
今更ですが、ニューヨークは車椅子では動きにくい街でした。
建物も地下鉄も古く、何をするにも助けてもらってばかり。
今までもそうでしたが車椅子で一人旅をするということは、普通の旅人より現地の人と会話する回数がとても多くなります。
なにせ、お店に入れてもらう、階段をあげてもらう、坂を押してもらう、物を取ってもらう。
何でもかんでも声をかけなきゃ、物事が先に進まないのです。
しかし彼らは何の迷いもなく手伝い、時には会話を続けたり。
手伝ってもらうという、今まで日本では少し気が引けた行動が、こちらでは素直に動ける。
ただ、今まで気が引けてたのもそれは自分の心の問題なのかも、と思ったりもしました。
先月一時帰国した時に、自分は色々な場所で日本人にヘルプを求めました。
彼らは少し照れながらも、そして決して率先してそれをするわけではないが、手伝いを終えた後、どこか良い表情をしていたような気がします。
ニューヨークという、様々な人種と、文化が混じったこの街だからこそ、今まで世界を回って来て起きたこと、出会った人たちを思い出しました。
観光ももちろん楽しんだのですが、なんだかこの街に滞在していた期間はとても感慨深いものがありました。
長かった旅もあと3週間弱で終わります。
最終目的地は、ハワイ。
自分にとってハワイは6年前、初めて海外に足を着いた、いわばふるさとなのです。
初めて旅行した時も一人旅で、当時は何もわからなくて、ただただ時間を持て余していました。
それから6年経って、色々な国を旅して、学んで、経験して、行動して、失敗して少しだけ大きくなった。(かもしれない)
ハワイに戻ったらまず一言、海外に行くきっかけをくれて、成長するきっかけをくれて"ありがとう"と言いたいなぁ。